久米・中国文化さんぽ|福州園と孔子廟をめぐる静かな半日コース

更新日: 2026-07-22

国際通りの西の起点から、さらに西へ10分だけ足をのばすと、朱色の中国式建築と静かな庭園が現れます。ここは久米(くめ)。琉球王国時代、中国からの渡来人たちが暮らした「久米村(クニンダ)」の面影を残すエリアです。人の波から離れて、ゆっくり歴史にふれたい日におすすめの半日コースです。

このコースの概要

琉球王国は、中国との貿易と外交で栄えた海の王国でした。その最前線を担ったのが、中国から渡ってきた人々とその子孫が暮らした久米村です。航海術や学問に長けた久米村の人々は、王国の外交文書を作り、進貢船に乗り込み、琉球と中国の橋渡しを担いました。

コースの歩き方

1. 県庁前駅からスタート

まずは**パレットくもじ**の前を通って出発。国際通りとは反対の西へ、久米大通りを進みます。オフィスや店の並ぶ通りを10分ほど歩くと、雰囲気が少しずつ変わってきます。

2. 久米至聖廟(孔子廟)

**久米至聖廟**は、儒学の祖・孔子をまつる廟。久米村の人々が学問を重んじた伝統を今に伝える場所です。戦前の廟は沖縄戦で失われましたが、再建を経て、現在は松山公園に隣接する地に立っています。鮮やかな朱色の門と屋根は、沖縄のまちなかで出会う「小さな中国」。入館は無料で、無料の歴史ガイドが行われる日もあります(9:00〜17:00・年中無休)。

3. 福州園

至聖廟のすぐ近く、このコースのハイライトが**福州園**です。那覇市と中国・福州市の友好都市締結を記念して1992年に開園した、本格的な回廊式の中国庭園。池をわたる廊下「凌波廊」、御影石の双塔、飾り窓の白壁と、歩くたびに景色が変わる造りで、福州の四季を表現しています。

時間に余裕があれば、夕方に合わせて訪れて、暮れていく庭園を眺めるのも格別です。

4. 松山公園でひと休み

庭園を出たら、隣接する**松山公園**へ。広々とした芝生と木陰があり、散歩の締めくくりにぴったりです。子ども連れなら、ここで遊ばせながらひと休みを。

5. 帰り道

来た道を県庁前駅へ戻るか、北へ歩いて美栄橋駅へ抜けるルートも。美栄橋方面へ向かうなら、途中で**那覇文化芸術劇場なはーとの現代建築や、緑ヶ丘公園**を通って国際通りへ戻ることもできます。

歩くときのポイント

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※開園時間・料金は変わることがあります。最新は各スポットページや公式情報でご確認ください。

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